埋蔵文化財
忍路土場遺跡

 小樽市内に確認されている遺跡の数は、平成6年9月現在で100箇所を数えます。遺跡の分布は、その65%が塩谷・蘭島などの西部地区に集中しています。これはこの地域が、農村地帯として開発から免れていたためと考えられます。小樽市では1984(昭和59)年を境として、大規模な発掘調査が始まり、現在まで100万点に及ぶ土器・石器などの遺物を収蔵しています。市内の代表的な遺跡としては、縄文後期(約3500年前)の忍路土場遺跡がまず上げられます。この遺跡は湿地遺跡での大量の木製品を始め漆工芸品、繊維製品などが出土いたしました。特に漆工芸技術の確認はこの時期の北海道では初めてのことです。また続縄文時代(約1600年前)の餅屋沢遺跡では、292個の墓が調査され、この時代の墓制に関する貴重な資料が得られています。


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